2010年1月26日火曜日

アニラオ ⑨



行った事のない所へ行けば大抵

「○○を持ってくれば良かった」

と一つや二つは思うのだけれど、

今回は概ねうまくいったように思う。

不要だったものはバスタオルぐらいだったし・・・。

あって良かった物。

カメラのストロボ用の電池を充電するのに持っていっていた

延長コード。

充電用に使ったのはもちろんだけど、

こんなことまで



部屋には扇風機がありましたが(エアコンもあります)

シャワールームには換気扇がなく、窓のみ。

シャワーを使うとなかなか湿気が・・・。

延長コードで扇風機を引っ張って使用。

かなりお役立ち。

(ちなみにおトイレの後にもよろしいかと・・・)

他には使い捨て(じゃなくてもいいけど)スリッパも持っていって良かった。

あと部屋にはコップなどは無いため必要な人は持って行った方が良いです。


海では絶対必要だと言いたいのは指示棒。

流れがある時に体を固定したり

生物の向きを変えたりするのにも必要です。



その辺にあった花たち。



名前はわかりませんが・・・。



これは多分パパイヤ?



コンクリートの地面から木が・・・。



下へ行って確認。



今回のアニラオツアー報告はこの辺で・・・。

当分予定がないので頑張って仕事でもしましょうか。

2010年1月25日月曜日

アニラオ ⑧

そろそろ終わりが近づいてきたアニラオネタです。

ショップの様子はこんな感じです。

まずは海側から



バナナボートもあったり。

釣りなんかも出来るみたいです。

ポイントマップも見えます。

手前の黒板ではブリーフィングをしたと思われる・・・。

(我々には3日間一度もなかったけど。)



何より(は言い過ぎか?)ビーチタオルのサービスがあったのは素晴らしい!

こういう細やかなサービスがあるのは嬉しいです。

(パラオじゃ当たり前だけど、フィリピンでは初めて!)



ここはレンタル器材置き場。

なんと無償でレンタルできます。

整然と並んでいます。

(さすがに鍵つきの部屋でしたのでガラス越し)



器材無償レンタルの前情報があったため、重器材はレンタルしました。

多分、ボロボロの・・・

と予想していましたが、予想に反して綺麗なTUSAのギアでした。

フィリピン航空のエコノミーは20kgまでですが、器材がなければクリアできます!

ウエットは多分2mmかな?

これは持って行った方が安心です。

破れたりしていないので寒がりじゃない人は大丈夫!



そして、これもフィリピンではかなり珍しいスピードボートです。

合計3艇ありました。

フィリピンといえばバンカーボートですが・・・。

ポイントまであっという間に着きます。



シャワーは水ですが、太陽で温められているのか冷たく感じませんでした。

手前と奥に器材洗い場が見えます。



2010年1月22日金曜日

アニラオ ⑦

ホテルの中をご紹介

ここでお食事

手すりの向こうはもちろん海!

奥には雪だるまの人形。

でも雪だるまって・・・。

1月は冬。だから28度しかない。

って国で、雪だるま?



カウンターバーもあります。

ビールはここで頼みます。

普通の日本のお酒もいっぱいあります。

「いいちこ」とか。

ちなみに手前の瓶は手作りの梅酒とか、多分だけど朝鮮人参のお酒とか。



インスタントコーヒーと緑茶が無料でいつでも飲めます。

ドリップコーヒーは持参した私物です。

下の段にちょっとだけ写っていますが、急須と湯のみがちゃんとありました。

砂糖も置いてありますが、この付近で蟻などを見ることはありませんでした。

かなり掃除には力をいれている感じがしました。

(部屋でも蟻は来なかったし)



ここがキッチン。

調理中にここへ行くことはなかったけど、

オープンキッチンですね~。



漫画もいっぱいありました。日本語のやつ。

1人で行っても寂しくないね。

これだけあったら・・・。

2010年1月21日木曜日

アニラオ ⑥

お食事は定食スタイル。

手書きのメニューで3品の中から好きなものを選べます。

初日の晩ごはん 豚の生姜焼きセット



日本の米に味噌汁。味噌汁には豆腐も入ってます。

選ばれなかった中には牛丼とかもありました。

ローマ字表記なので「GYUUDON」。

マンゴーのデザートとサンミゲールがぎりぎり日本じゃないとアピールしてます。か?

2日目の朝 チャーハンと目玉焼きとスープ

普通としかいいようがない。



2日目 お昼

2人で違うものを頼むことにしました。

鯖の味噌煮定食



付け合せにポテトサラダとか。

変なドレッシングとかじゃなくマヨネーズなので普通にうまい。

マーボーナス定食



2日目 晩ごはん

牛ステーキ(とメニューには書かれていた)

付け合せに冷奴。

デザートもオレンジだから異国感ゼロ。



イカの鉄板焼



3日目 朝



3日目 昼

秋刀魚定食

秋刀魚には大根おろしもついている。



親子丼を頼んだらカレーが来た。

おいしかった。

こういうミスが唯一の異国らしさ?

カレーにも味噌汁付?



焼き鳥定食

でかい!

ここまで大きいと、もはや焼き鳥という感じはない。



エビの塩焼きセット



お刺身定食なんていうメニューもあった。

が、頼む勇気はなかった。

4日目 朝 写真は忘れたが普通にパン食だった。

4日目 昼 マーボー豆腐

味はマーボー豆腐、豆腐は厚揚げ。

ひょっとして、揚げた豆腐だったのか?



イカの姿焼き



4日目 晩ごはん

毎日、晩御飯になると猫がきた。



鶏肉と野菜を炒めたやつ

すごいボリューム。

下の鯖の塩焼きと同じ値段だけど・・・。

(あ、旅費に含まれてるけどね)



鯖の塩焼き定食



最終日 朝




いつもはあまり撮らないけれど、今回はちょっと頑張った。

出かける前に出会った方に「どんな所か見てきてほしい」といわれていたので・・・。

で、私達には十分な量の食事だとは思ったけれど一応聞いてみた。

ご飯はお代わりできるそうです。

味は、本当に普通に和食です。

こんなに毎日和食をしっかり食べることは日本にいてもあまりないかも。

3品のうち1品ぐらいちょっとはアジア料理をラインナップしてあればいいのに・・・。

と、ちょっと思うほどだった。

たまにごはんにゆかりがかかってますが、これは日本から持参した私物です。

2010年1月19日火曜日

アニラオ ⑤

最終日

1本目 Arthur's Rock

綺麗なウミウシが色々・・・。

ムチカラマツエビとかベニハゼも色々・・・。

でも・・・

カメラの内臓ストロボをONにするのを忘れ、

ストロボ発光せず・・・。

とほほ。

アンティスでは水中でもストロボをONできるように改造可能になったようです。

ま、忘れなければいいだけだけど・・・。

2本目 シークレットベイ

ラストダイブはやはりここでしょう。

イロカエルアンコウ ちびっこ



多分3cmぐらい?

最初はなんだか分からなかった。

赤いと余計かわいらしいです。


これは ヒラミルミドリガイ でいいのかな?



「ん?何か?」

って感じに見えます。


で、最後の最後に ツマジロオコゼ



もう上がる寸前にマッコイが見つけました。

結構流れていて苦労しました。

今回みたいと思っていただけに、最後の最後で出会えてhappyでした。

実は、他にもたくさんの生物に出会いました。

シークレットベイではとにかく尽きることなく様々な生物がやってきます。

目移りせず目の前の被写体に集中することが難しいポイントです。


こんな感じであっという間に3日間のダイビングは終了。

ふぅ、満足。

撮影地:アニラオ

2010年1月18日月曜日

アニラオ ④

2日目

1本目 キルビスロック

とても綺麗な海でした。

大きな根の周りにはハナゴイが群れ、クマノミがいて、

「うわ~、綺麗」って思いました。

人気のポイントです。

我々はいつものように根の壁にへばりつき

いつものようにベニハゼ探しです。

ヒメニラミベニハゼやメガネベニハゼ、キャンディケインなんかは普通にいます。

他にもホテイベニハゼなんかも確認できました。

シリウスベニハゼなども前回確認しているので探せばいるでしょう。

ただ、小さい上に岩陰にいるので

写真を撮って

拡大して

本とにらめっこしないと種が確定できません。

そんなわけで、撮った大半がオオメハゼだったり・・・。

ちなみにガイドのマッコイはフィリピン人なのでとっても目がいいです。

『ハゼはよく知らないけど、今撮ってたやつならここにもいるよ!』

って感じでいっぱい教えてくれます。

でも・・・

撮ったやつじゃないやつが撮りたいんです・・・。

・・・。

2本目 ソンブレロ

オリビアシュリンプ



はじめてみました。

オーバーハングの所でニチリンダテハゼを撮っていたら奥の岩陰にいました。

他にもピンクスクワットロブスターなどもみました。

ガイドのマッコイ、何気に甲殻類が得意みたいです。

3本目 シークレットベイ

結局はここに勝るポイントはないのか?

イトヒキハゼ属の一種



ピンとは甘いは、ヒレは開いてないは・・・。

残念。

腹鰭の模様はムラサメハゼに近い気がしますが、

体側に横縞があるのでイトヒキハゼ属1種の1かもしれません。

どっちも違うような?

コウイカ?の卵



イカの卵ってことは間違いないですが、よくわかりません。

4本目 サンビームビーチ

カスリハゼ属の一種



カスリハゼだと思って撮影していましたが

部屋に帰って「日本のハゼ」を調べたら臀鰭の模様などが違います。

カスリハゼはまっすぐなのに対してこちらは弓なりの模様です。

第一背鰭の模様も違います。

2003年発行の「ハゼガイドブック」では「シマカスリハゼ」となっていますが

2004年にはカスリハゼ属の一種と同定されたようです。

そんなわけで、これもはじめてみました。

何もいないように見えるビーチですがあなどることなかれ!

です。

撮影地:アニラオ
 
 

2010年1月17日日曜日

アニラオ ③

初日 

1本目・2本目 シークレットベイ

これはセスジミノウミウシ だと思うけど、ウミウシはよくわからない。



水温が25度と低く

(まぁ、10度の海に潜る変態ダイバーもいるので25度で低いとは言えないか?)

水温がフィリピンにしては低く

(と言い換えよう)

ウミウシも豊富でした。

こういう綺麗なやつは撮りたくなるよね。

ちなみにこれはD300のメモリに入っていたので

「素晴らしい出来だ!」と思っていたら

実はこのウミウシを撮るときにカメラを貸していたことを思い出した。

(正確には指摘された)

トホホ。

その後に出すと腕前の違いが・・・。

これはシマヒメヤマノカミの幼魚



割とたくさんいるけど、やはり狙い目は幼魚ですね。


幼魚といえば昨日、ナンヨウツバメウオの幼魚を載せたけど・・・

幼魚の方がかわいいのが一般的だと思うけど、あれはかわいくないね。

ホント枯れ葉だもの。

次はコールマンズシュリンプ



居場所がいいので絵になります。

見事な擬態です。

このウニには猛毒があるらしい・・・。

他にもたくさんたくさん見ました。

ニシキオオメワラスボ・ゼブラガニ・ダンダラダテハゼ・ニシキフウライウオ・オドリカクレエビ・コウイカ幼魚・ハチマキダテハゼ・サツマカサゴ幼魚・マスイダテハゼ・ミミックオクトパス・セミホウボウ・ゴルゴニアシュリンプ・・・・


まだまだ・・・

3本目 カテドラル

岩にへばりついてベニハゼ探しをしておりましたところ

こんな方々がおいでになりました。

グルクマの群れ



こんな写真しか撮れませんでしたが・・・。


それにしても海が綺麗です。

南国の海~。

ハナゴイの群れ~。

みたいなのも十分に楽しめました。

で、4本目はホテル前ビーチ

ガイドに聞いたら

「何もいない」

と言われたのだけれど・・・

結果は・・・

シルキーな泥地です。

とくれば

カスリハゼ・サラサハゼ・フタホシタカノハハゼ・アカハチハゼ・・・

ふふふ♪

いるじゃん♪

撮影地:アニラオ
 
 
 

2010年1月16日土曜日

アニラオ ②

今回のポイントは

1日目

1本目 シークレットベイ

2本目 シークレットベイ

3本目 カテドラル

4本目 サンビーム ビーチ

2日目

1本目 ケルビスロック

2本目 ソンブレロ .is

3本目 シークレットベイ

4本目 サンビーム ビーチ

3日目

1本目 Arthur's Rock

2本目 シークレットベイ


の計10本。

水温は25度。

前回の3月が27度ぐらいだったので3mmのウエットを持参。

寒かった~。

10本中4本が「シークレットベイ」でした。

前回のアニラオで8本中3本が「ドロス」でした。

実は同じポイント。

ショップによって呼び方が違うのはよくあることですが、

シークレットベイの方が一般的なようなのでこれからはこちらで呼ぶことにします。

響きもいいし・・・。

ところで、

何故1本目から名前の違うこのポイントがリクエストできたかというと

偶然ではなく

前回ボートから陸の様子を撮っておいて

今回写真を持参してリクエストしたからです♪

初日は「ナカオさん」という学生さんも一緒でしたが

既にいろいろなポイントを潜られた後で

こちらのリクエストを優先していただきました。

「何がみたい」

「○○ポイントへ行きたい」

など希望は言った方がいいです。

リクエストが重なれば通らないこともあるでしょうが

意外とリクエストをする人は多くない気がします。

細かいリクエストじゃなくても

大物とか小物、地形とか

流れがない方がいい。とか

何でも

言ったもん勝ちです。

ま、ガイドさんはスキルを見て決めるでしょうから必ずしも思い通りにはいかないこともあるでしょうけどね。

せっかくなので写真を1枚

ナンヨウツバメウオの幼魚だと思う。



初めてみました。

葉っぱかと思ったら眼がありました。

本当に見事な擬態です。

水深約2m

シークレットベイは裏切りません


撮影地:アニラオ
 
 

2010年1月15日金曜日

アニラオ ①

さてどこから書こうか・・・。

去年の3月にアニラオへ行って以来とてもお気に入りの海となったアニラオ。

今回は1月5日~9日までの5日間の旅でした。

行きの飛行機から座礁したフェリーありあけが見えました。

セントレアからマニラまで飛行機で約4時間。

マニラからアニラオまで車で約3時間。

たったの125kmぐらいなのだけれど、たっぷり3時間かかります。

お世話になるホテルのドライバーさんがマニラまで迎えに来てくれました。

気が利くことに「トイレ休憩は何回必要か?」って聞いてくれました。

「1回」と答えた私達。

走り始めて40分。

トイレ休憩です。

・・・。

「ペース配分!」

って突っ込みいれたくなりましたわ。

そして2時間半後に到着したのがこちら↓





サンビームマリンスポーツさん。

お迎えにきてくれたのはこのハイエース。

スピードがでると中でいろいろガタガタするけど、

ブレーキパッドは多分交換時期は越えているけど、

十分走ってくれました。

フィリピンの高速道路。

対面通行なのに追い越しかけるもんだから、反対車線に出ることになります。

対向車からパッシングされます。

ドキドキ。

途中で事故車両も見かけます。

ドキドキ。

たまに白バイ走ってます。

ドキドキ。

まぁ、無事に着いたので良しとしましょう。

お部屋はこんな感じです。↓



あ、部屋全体の写真なかった。

ベッドメイクはこんな感じ。

上に掛けるものはシーツのみ。

ちょっと寒かったのでバスタオルもかけてました。

ツインの部屋でしたがなぜか1つのベッドはセミダブル、もう一つはシングルでした。




シャワールーム&トイレ。

電気式のシャワーでしたが滞在中一度も壊れることなくお湯が出ました。

これはありがたいです♪

というのも、後々書きますが水温低かった・・・。

そして部屋に割りと大きな冷蔵庫。



とりあえず虫の心配もあったので持って来たおやつは全て冷蔵庫で保管してました。

最初の2日ぐらいは冷蔵庫の音で眠れなかった・・・。

デリケートな人は部屋でビールを冷やすのを諦めた方が良いでしょう・・・。

でも、ビールとの天秤

どっち?