2014年12月5日金曜日

サンドブラストってこんな感じ

突然ですが

今日はサンドブラスト加工を紹介してみようと思う。

ちょっと長いけど一気にいくよ!


どんな加工法かっていうと

「高圧の空気で研磨用の砂を吹き付ける」っていう方法。

サンドブラストっていってもバイクのパーツのさび落としをするだけじゃないよ~。

私がしているのは石に彫刻をする作業。




まずはコンピューターで原稿を作る。

普段は文字が多いけど今回は絵で紹介。



出来た原稿をプロッターで出力する。

こんな機械でやってます。

(ちなみにお金持ちの会社は卓球台ぐらいの立派な機械でやるよ)

うちにはそんなお金もそれを置く場所もないが・・・

何に書いているかというと1㎜ぐらいの厚さのゴムのシートで裏がシールになっているもの。



終わったら石に貼る。

これ書いてあるだけじゃなくて書いてあるところが既に切れている。

といっても同時に行われるわけじゃなくてボールペンを付けて出力して

その後カッターに変えてもう一度出力する。

ちなみにコンピューターが無理な場合はゴムシートに絵を描いて(又は字)

カッターで切るってことも可能。

多分20年ぐらい前まではそれが主流だったはず。



次は彫刻する部分のゴムシートをはがす。



これで準備は終わり。

ここからがサンドブラスト。

この中に彫刻する石を入れて

下の丸い所から手を突っ込んで

ちょっと上のガラス窓から覗いて彫刻する。



覗いてみると

白いノズルの先から砂が出てくる。

ノズルの先は1㎜~4㎜ぐらいの穴があいている。

(っていうか最初は1㎜だけど砂の勢いで段々削れていくの)



で、彫り終わったらこんな感じ。

ゴムが少し焼けたようなとろけたような感じになっている。

高圧の砂が石にあたると火花が出るからね。



で、ゴムをはがす前にペンキで色を入れる。



ペンキが乾いたらゴムをはがすとこんな感じで

出来上がり~




サンドブラストの紹介といっても

作業中は写真撮れないしな・・・


まぁ、こんな感じでやってます!
 

2 件のコメント:

  1. おもわず、いいね!のボタン探しちゃいました(笑)
    いつも本当にありがとうございます。
    機械があるとはいえ、手作業も多いので、す~~ごく大変だと思います。
    ほんとにすっかり、石屋のよく働く奥さまですね(笑)

    とはいえせっかくだから、記念のプレートとか作ってもらおうかなぁ~♪と考え中です。
    って、またお世話になる気、満々ですが・・(汗)

    返信削除
    返信
    1. SAYOさま

      いえいえ、こちらも楽しんでやってますよ♪
      是非何か作りましょう。
      いつも戒名彫るばっかじゃ面白くないからね~。

      削除